La vida tranquila como una melodia "TARARAN"
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Tokyo Story
小津安二郎の『東京物語』を観た。

おじいちゃんの淡々とした姿とか、家族との距離感とか、
そういうものが『ナヴィの恋』のおじいと重なった。
歳を重ねることで、心の中の様々な葛藤を自分の中に押し込めることができるようになる。
大げさに泣いたり笑ったりせず、おごらず、遺言のように「ありがとう」を繰り返し、ただただ淡々とした中に
たくさんの思いを凝縮させることが、歳を重ねることでできるようになるのだろうか。

「東京っちゅうところは人が多すぎる・・・。」

娘や息子があくせく働く大都会を、尾道から来たおじいちゃんとおばあちゃんはそう感じる。
居場所がなく、人々の生きる速度についてゆけない。
そしてそのことに気付けなくなってしまっている娘、息子。

そう、そうなのかもしれない。
人は自分のことに精一杯、生きるのに精一杯な余り、人が本当に欲していることを察する
思いりの気持ちを無くしてしまいがち。
そして一番寂しいのは、そのことに気付かないこと。

家族のつながりとか自分にとっての大事なものとか、
そういうものはどんな時代にも世界のどんな場所にでも通じるものがあって、
それを小津安二郎は映画の中で淡々と観る人に問いかけている。

Ocho y Medioで観たのだけれど、お客は私ともう一人だけで、
こんな贅沢な映画鑑賞はエクアドルでしかできないだろうな、きっと。

私は映画はひとりで。終わったときの余韻を言葉で壊してしまうのがもったいないから。

だからこの映画館は私にとって、とてもとてもお気に入りの場所なのである。
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